2013年1月29日火曜日

魅惑のメガドライブMIDI音源化インターフェイス「GenMDM」

twitterで何かあればGenMDMの事ばっかり呟いてるので、もう1つぐらい記事作った気がしてましたが、どっこい初投稿ですね。今回は初回なのでご紹介ぐらいですが。



*うちのGenMDM。カートリッジはランドストーカーからひっぺがして"大鳥居仕様"に仕立てました。


さて、GenMDMというのはオーストラリア在住のハード自作系Chiptuneアーティスト"little-Scale"氏の作成した、メガドライブ用MIDIインターフェイスです。





メガドライブに搭載されているYamaha YM2612(OPN2)とSN76489(DCSG)の2つのチップをMIDI音源として演奏させる事ができます。また、ファームウェアのアップデートによってYM2612のスペシャルモードやSSG-EG等の特徴的な機能がサポートされたり,Max for Liveを使ったツール群、はたまたスタンドアローンのOSX用コントローラーなど、little-Scale氏の開発意欲は留まる所を知りません。(追ってここら辺の記事は追加していきます。




装置としては、ロジックとPCMデータが書き込まれているカートリッジ部とコントローラーポートに刺して使うMIDI受信部の2つのパーツから出来ています。電源を立ち上げUSBを繋ぐとドハデなサウンドロゴがなります。(動画の50秒ぐらいの所。)


最近のOSならMIDIドライバは勝手に入ってくれるようです。
筆者のOSX Snow leopardはそう。


ちなみに過去2回の受注生産の機会がありました。(現在締め切り
こちらで...http://little-scale.com/

価格は85オーストラリアドルとなかなかリーズナブルです。
僕が注文したのは去年の4月。発送が8月29日…PCB基板がタイの洪水の煽りを受けたとかで遅れに遅れたのが原因ですが、通常でも10週(約3ヶ月)の製作期間が必要です。2回目の発送が待ち通しいですね….

FMだけ鳴らそうと思えばVSTiもイッパイありますし、最近ではメガドライブを模した物まであるのですが、まぁ布団のなかに引っぱりこんでウォークマン代わりにサウンドテストしてたあの黒い筐体からノイズまみれの音が出てないとなんか納得できないものがあり、やっぱり実機はいいもんです。

海外勢では、little-scale氏本人、Lazerbeat氏、Dot.AY氏、Aboritifacient氏などが、既に作品に使用していますが、国内ではChiptuneにメガドライブという経路が手薄だった事もあってユーザーがまだまだ足りませんが、G.I.M.I.C Master's CollectionやFamicompo MiniでのFM調教に定評のあるTappyさんにお願いして使って頂きました。

リズムまで全部FMだったはず、さすがレゾナンスフィルター風変化に定評のあるTappyさんや!


スネアの音がいいですね...これもFMです。この曲はリズムトラックの音色が変わりまくりでパラメータが増え過ぎて、ちょっと遅いノートPCではちゃんと送れないというTappy伝説がくりだしました。

それを解消する為にlittle-scaleさんに泣きついて、後日パラメータストック機能が付いたという.....

そんなこんなで、とりあえずTappyさんが音ならしてますよー。って報告でした。
お前も音出せよってね....本当に。次回に期待だ!

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